保険

自動車 任意保険の選び方7つのポイント!

自動車任意保険の補償内容

自動車の任意保険の補償内容は、7つに分類されます。この中から、自分に必要となる補償を組み合わせるのが基本です。7つについてよく知り、適切な選択をすることが自動車任意保険では重要となります。以下の7つの中から、自分に必要な補償はどれか考えてみましょう。

自動車任意保険の補償金額

自動車の任意保険では補償金額を設定します。しかし、どのくらいの金額で設定しておけばいいのか分からないという方がほとんどです。ここでは、以下の4つについて具体的にいくらぐらいの補償金額に設定しておくのがいいか、プロの目線から紹介します。

  • 対人対物無制限
  • 人身傷害補償保険・搭乗者傷害保険
  • 自損事故保険・無保険車傷害保険
  • 車両保険

対人対物無制限

まず、対人対物に関しては無制限で設定しておくのが基本です。この保険内容は、事故によって他者や他人の財産に対する損害賠償を無制限で補償するという意味を持ちます。具体的には、以下のような特徴があります。

対人対物無制限の保険を選ぶことで、万が一の事故やトラブルに備えて、十分な補償が受けられる安心感が得られます。保険料は少し高くなりますが、リスクに備えるためにもなるべく無制限を選んでおくのがおすすめです。

人身傷害補償保険/搭乗者傷害保険

人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険は、自動車の運転手とその同乗者が自動車事故でケガをしたときに補償される保険のことです。補償内容は、主にケガをした時の医療保険金と亡くなったときの死亡保険金です。

対人賠償責任

保険契約者が事故を起こした際に、他者や他人に対して負傷を負わせた場合の損害賠償を無制限に補償します。これには、医療費や慰謝料などが含まれます。他者の治療費や入院費、さらには後遺障害に対する補償もこの範囲に含まれます。

対物賠償責任

他人の財産や施設に損害を与えた場合、その修理費用や復旧費用を無制限に補償します。車両や建物などの修理や修復に必要な費用が含まれます。

また、人身傷害補償保険は実費補償なのに対して、搭乗者傷害保険は契約時に定められた一定金額が支払われます。また、補償金額は1,000万円~2,000万円としている方が多いです。

自損事故保険/無保険車傷害保険

自損事故保険と無保険車傷害保険は、あらかじめ補償金額が固定されているケースが多いです。そのため、自分で補償金額を決めるケースは少なく、保険を付けるか付けないかも判断となります。

車両保険

車両保険は、車両の時価をもとに保険会社が補償金額を設定します。契約する車の年式や型式によって時価は変わるため、自分で決めることはできません。

また、時価が低すぎる場合は車両保険を付けることができないこともあります。車両保険は使用時の等級ダウンも大きいため、高級車や新車出ない場合は付けないことが多いです。

自動車任意保険の免責額とは?

自動車任意保険の免責額とは、保険契約者が自己負担する一定の金額を指し、保険会社が事故や損害発生時に支払う補償金から差し引かれるシステムのことです。免責額は保険契約の条件に応じて異なり、保険料とのバランスを考慮して設定されます。

免責額が高いほど保険料は低くなりますが、事故や損害が発生した際に自己負担する金額が増えることになります。一方で、免責額が低い場合は保険料が高くなりますが、自己負担する金額が少なくなるため、安心して保険を利用することができるでしょう。

特約の重要性と選択肢

自動車の任意保険において、特約は重要な選択肢の一つです。特約とは、通常の保険内容に加えて追加するオプション的な補償内容であり、保険の範囲を広げることができます。特約を適切に選択することで、保険の補償範囲をより充実させることができます。ここでは、代表的な特約のうち、弁護士費用補償特約、個人賠償責任特約、自転車に関する特約について解説します。

弁護士費用補償特約

弁護士費用補償特約は、交通事故や紛争解決に関する法的トラブルに備える特約です。事故や紛争が発生した際に、弁護士費用や裁判費用が保険会社から支払われるため、自己負担が軽減されます。この特約を付帯させることで、法的なトラブルに対する不安を軽減し、安心して車を運転することができます。

個人賠償責任特約

個人賠償責任特約は、自動車の運転によって第三者に損害を与えた場合の賠償責任を補償する特約です。自動車事故による損害賠償額が高額になる場合、自動車保険の限度額だけでは賠償が足りなくなることがあります。この特約を付帯させることで、追加の賠償責任を補償し、被害者に十分な補償を行うことができます。

自転車に関する特約

自転車に関する特約は、自転車事故による損害を補償する特約です。自動車保険に加入しているときに、自転車での事故も補償されるため、自転車をよく利用する方にとっては重要な特約と言えます。自動車と同様に、自転車にも保険を付帯させることで、安心して利用することができます。

自動車任意保険の比較ポイント

保険料の内容と価格

保険料は重要ですが、単に安いだけでなく、保障内容も比較しましょう。同じ保険料でも、補償内容や特約が異なることがあります。より広範囲な補償や付加価値のある特約を含む保険料を選ぶことが賢明です。

免責額と自己負担

免責額は保険金請求時に自己負担する金額を指します。免責額が高いほど保険料が安くなりますが、保険金請求時に自己負担する額も増えます。自分の支払い可能な金額とリスクを考慮して、適切な免責額を選びましょう。

保険会社の信頼性とサービス品質

保険会社の信頼性やサービス品質も比較ポイントです。保険会社の評判やカスタマーサービスの評価、アフターケアの品質などを調査し、信頼できる保険会社を選びましょう。万が一の事故時に迅速かつ適切な対応が得られることが重要です。

まとめ【自動車の任意保険はプロに見積もり相談しよう】

今回は、自動車の任意保険について紹介しました。現代では、自動車に乗るなら必須であるとも言われている任意保険。しかし、何も分からず加入しているだけでは、事故を起こした時に十分な補償を受けられないこともあります。

今回紹介した自動車任意保険の詳細を参考に、自分に必要な補償を考えてみましょう。また、自分に必要かどうか分からない方や悩んでしまうという方は、プロに相談してみましょう。あなたにぴったりの任意保険を紹介してくれることでしょう。

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